【ふらり旅】植物と古き良き建物と食に癒される@台北・街並み編
今回、台湾でやりたいことは・・
*薬膳やお茶に触れる
*雑貨に触れる
*美味しいものを食べる
この3つを目標に旅人となりました。
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初めて知る、台湾の土地の空気感やら人々の生活の様子やらを肌で感じたいなぁと、台北の街を地下鉄に乗って、ゆるく散策です。街中を歩いていると、どこか懐かしいスタイリッシュな古い建物をリノベーションして、今も現役で「そこにあって」息づいている姿の数々に圧倒されっぱなしでした。
南京復興駅を出てすぐ、目に飛び込んできた緑と赤のポスト。並んでいると余計に可愛く感じますね〜

乗り換えの中正紀念堂駅の表示版、高級感あふれる!

地下鉄を乗り継いで降り立った街中の建物は、どれもこれもいちいち「いいなぁ〜」って引っかかるものばかり。
小籠包の人気店、うわ〜並んでるなぁ〜。

何気なく撮ったショットに写り込んでいたビルがまた素敵で。

そこかしこから飛び込んでくるノスタルジックな建物と現地の植物が、静かに馴染んでいるのが本当に気持ちいいです。








ロゴやフォントもいちいち可愛いくて引っかかります〜・笑




雑貨と薬膳を求めて出向いた迪化街の最寄り駅、北門駅。
構内には歴史的な遺構が保存されていて、なんだろう?と気になっていたので帰国後調べてみると、こんなサイトがありました。
wendytour.comより記事と写真をお借りしました。
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MRT『北門』駅を建築する際に、地中から大量の遺構が発見されました。

後の調べで、所在地が不明だった清朝時代の『機械工場跡』だとわかり、近代史研究に大きく貢献しました。


構内の床の一部がガラス張りになっており、清朝、日本統治時代の遺構や出土品をみることができます。
日本統治時代からいまも現役の台北郵便局

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明治〜昭和(第二次世界大戦終戦)までの50年間、日本の植民地だった台湾。だから日本人がどこかノスタルジーを感じる風景が、今も残っているということなんですね。迪化街のお店では梅干しが売られていました。
戦争による占領や統治、植民地・・こんなキーワードを見ると、「お隣さん」の根強い反日感情を彷彿とさせます。数年前に訪れた大邱の博物館では、どれほどの酷い仕打ちを日本人が行なったのかをアニメーションで放映していたことを思いましました。
台湾の人々は日本のことをどう感じていらっしゃるんだろう?日本という国に関してどんな教育を受けているんだろう?
多くの日本人は近代にあった歴史的な相互の関係をほとんど知らないまま、今を生きている気がします。
近代の台湾の歴史を知ることは、日本の近代史を知ることであり、
現代の台湾を理解するきっかけになりそうです。
そんなわけで、こんな本を引き寄せました。ただいま、図書館でリクエスト中です。

ちょっぴり台湾を学んで、
そしてまた彼の地を訪れよう。
また薬膳を買いに。
今度は一眼レフを持って撮影旅にしてもいいな。
おしまい