おへそに優しくタッチしてみる
♪おっへそ〜の中には何がある?
おっへそ〜の中にはゴマがある〜♪
新年の日常スタートの今朝、
急にこの童謡が頭に浮かんできました。
(ご存知ですか?この歌?)
女性のココロとカラダのクレンジングをサポートするAmana Lotus主宰、
チネイザン&アロマセラピストの中井みどりです。
プロフィールはこちら
なので
今回は東洋の陰陽五行思想に基づいた施術・チネイザンにおける
「おへそ」について書こうと思います。
おへそってなんのためにある?

おへそは私たちがこの世に出てくるまでの、お母さんのお腹にいるときのライフラインでした。
お母さんの胎盤からへその緒を通じて、酸素も栄養も全て供給されながら育ち
ました。
お母さんはおばあちゃんと、おばあちゃんはひいおばあちゃんと・・・
ず〜っと命のリレーがおへそを通じて行われてきたからこそ、
今私たちはここにいるのですね。
そう考えると
おへそは過去と未来をつなぐシンボルのようなものなのかもしれません。
私たちはこの世に生まれ出てくる際に、そのライフラインは絶たれて自力で呼吸しなければなりません。
静かでぬくぬくした環境から一変!大きなショックやストレスにさらされたことでしょう。
チネイザンではおへそに過去のストレスや情報が蓄積している、と
考えられていることから、
おへその周りを丁寧にほぐすことをしていきます。
それぞれ人によっての感じ方が違うところも、チネイザンの面白いところ。
ふわ〜っと身体の部分が緩んだり、
ツーンと響いたり、
お腹の奥の方をぐるぐるかき回されている感じがしたり、
なぜだか色々な感情がふわっと浮き上がってきたり・・
感じるがまま味わうお腹時間って体験できる機会は少ないですよね。
生きるためには、ライフラインのおへそを守ることが第一だった記憶があるからでしょうか、私たちはお腹を無防備に他人に晒すことをしない割には、日常で意識することはありません。
以前担当したうつ病の男性患者さんは、
マッサージベッドで上を向く際に厚みのあるタオルでお腹をしっかりとガードしておかなければ、不安で落ち着かない状態でした。
それだけ私たちのお腹は、守りたいもの(手放したくないもの)がたくさん蓄積している場所なのかもしれませんね。
おへそは解剖学的には機能しているものではないけれど、
身体の中の小さな宇宙と自然や大宇宙とをつなぐ通り道。
そう感じながらおへそにタッチしてみると、自分も自然の一部として生かされているんだな。。と気づくことができます。
そして
優しい気持ちが溢れてくることに驚かれるかもしれません。