りんごのおやつ作りから見えてきたこと
りんごの季節ですね。
毎年のように無農薬の「紅玉」りんごを生協注文で楽しんでいましたが、
今年はまだゲットする新ルートを見つけられずにいます。
なので、
スーパーで見つけた「秋映」でプリザーブとアップルケーキを作ってみることにしました。
「ドイツ風アップルケーキ」を堀井和子さんのレシピで。
あっさりと優しいりんごの風味とバターと卵の香りの焼き上がりは、なんだかホッとする温かさです。
堀井さんのこのレシピ本は、1993年のもの。おうちで子育てしながらお菓子作りや料理を楽しんでいた頃に使っていたもの。

堀井さんの海外暮らしや旅のエピソード、素敵な小物や食器たちがセンスよく散りばめられていて、
当時は地方の田舎暮らしで、なんとなく感じていた狭い世界で子育てをしている閉塞感みたいなものも、す〜っと掃き去ってくれてね。おしゃれな世界にうっとりと浸っていたものでした(遠い目・笑)27年前ですものね・・ふふ♪
久々に引っ張り出して眺めて懐かしくなりました。
で、りんごでしたね。
りんごと言えば
バター、ラム酒の相性は抜群です。


そして
りんごのプリザーブ。
今回はローズゼラニウムの香りもプラスして。

秋映は真っ赤な美しい皮です。

ワインのよう。
可愛いピンク色のプリザーブにしたくて、コトコト煮出していて、
はたと気づいた!
このりんご、多分農薬がかかっているだろうな・・。
(もっと早く気づけって話ですね。)
出所がわからず気になるので、せっかくの煮汁でしたが却下しました。
安全な秋映が手に入ったら、再挑戦してみようと思います。
その際にはレモン果汁多めに、紅玉に比べると酸味がグッと少ないので。
セカンドステージでの暮らしがやっとスタートしましたが、ここ数年は料理もやる気がなく、お菓子作りなんて、もっとやる気なし!!って状況でした。
お菓子の型、電化器具もホコリがかぶったまま・・。
料理もお菓子作りもそうですが、
長らく頭と手を動かしていないと、ぼんやりしてしまって本当に効率が悪いなぁ〜としみじみしています。
味覚もぼやけてしまっています・・、とほほでございます。
素材は安心できる新しいものを、
道具は動かし続けているものを、
そして扱う人間の脳も使い続けて必要な神経が研ぎ澄まされていること。
美味しい!って心が動く食べもの(美食っていう意味ではないですよ)を作るための、
必要不可欠なトリニティーですね。
これは、「食べること」だけにとどまらず、
私たちが元気に幸せを感じながら生きるためのキーでもありますね。
素材は私たちの素にあるエネルギー、
道具は私たちの身体、
それをしっかり動かすことができる神経。
そんなふうにも捉えることができます。
はい、ワタクシ、リハビリします・笑。
【おまけ】
アップルケーキに少し甘さを加えたかったので、
去年作った「キンモクセイのシロップ」を少し♪

とってもいい香りです。
来年はキンモクセイシロップ作りのWSをしますね。
お楽しみに💖