女性の2人に1人が悩んでいる”GSM”ってご存知ですか?
昨年末に
女性のための骨盤底筋について知るイベントに参加しました。
そこで耳にしたコトバ。
“GSM”
何それ?
”Genitourinary syndrome of menopause”
”閉経(menopause)関連の
泌尿生殖器(genitourinary)症候群”
つまりは
閉経後の女性ホルモン低下による、外陰・膣の萎縮それに伴う不快な身体症状。
主に骨盤内のなんらかの症状で悩まされている女性が、45歳〜55歳で迎える閉経時には2人に1人いるということ。
人生100年の長生きする時代に生きる私たち女性。
今までは”老化”で片付けられていた症状は、なるべく見ないように放っておいても生活の質が著しく低下していくばかり。しっかりと向き合いながら日々ケアをしていくことが、長い人生を若々しく楽しく過ごすためには大切になってきました。

GSMは主にデリケートゾーンのケアなので、なかなか話題に切り出しにくいですね。ましてや自分の女性性を否定していたり親からの価値観を押し付けられて育ったりしていると、ものすごく反発してしまったり、戸惑う分野でもあったりします。
でもでも。
人はみな歳を重ね、それに伴って体もどんどん変化していきます。
デリケートゾーンもどんどん老化していってるのです。これは自然の摂理なので止めることはできませんが、自分の現状を知って受け止め、ケアをしてあげることで緩やかな変化へ、そのクオリティーをあげていくことができそうです。不快・不便はなるべく早い段階で解消したいですよね。
GSMの主な症状って?
- 外陰部の諸症状(乾燥による痒みやヒリヒリ感)
- 尿のトラブル(モレ・頻尿・反復性膀胱炎)
- 膣の緩み・固さ
- 性機能障害(セックス時の痛みや出血、性的意欲の低下)
日常生活を著しく低下させてしまうと治療が必要になってくる病気となりますが、保険適用の治療の第一選択は局所的女性ホルモン補充などの対処療法のみ。それも様々なリスクや処方困難な場合も多く限界があるのが現状のようです。
なので
日々のケアがものすご〜〜く大切になってくるということなんですね。
様々なヒントを参考に楽しく日々ケアを習慣にしたいなと思います。
年齢は関係ないですね。なんとなく違和感を感じているならば向き合うタイミング。
一緒にゾーンケアについて学んで実践していきましょう!!
次回はGSMの主な症状にそって、もう少し具体的にお話していきたいと思います。
〈参考:NPO法人女性医療ネットワーク 関口由紀先生 監修リーフレットより〉
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