嫌い!許せない!も全部認めていく。白鳥哲監督の言葉から
ドキュメンタリー映画「蘇生II〜愛と微生物〜」の
白鳥哲監督のインタビューから。
脳のガンを発症し、西洋医学的にお手上げ状態の苦しみや痛みが続く中で、監督が気づかれた言葉が深く、示唆に富んでいるので、シェアしますね。

私たちは「健康」を考えた時、肉体のことばかり注視してしまいがちですよね。でも、それだけでは病気の根本解決にならないんです。思考とか、感情とかを過去に遡って、憎しみとか怒りとか全て吐き出してそれを受け入れていく必要があります。
私はある作品の時に溜まっていた感情を全部吐き出しました。自分でも驚くほど醜い感情があふれてきて。でも、その感情を認めて、対象となっていた人や現象を許すという行為を繰り返したんです。そうしたら、筋力が戻ってきたり、声が出るようになったりと肉体的に変化が現れました。
最終的にはガンが消えてしまったんですが、その過程で学んだことは、
「すべての存在がつながりあっている」ということでした。
人間も動物も植物も微生物も鉱物も全てがつながりあっていて、それらが全て自分に影響を与えている。嫌い、許せない、と思っていることでも、それが跳ね返って自分の精神や肉体を蝕んでいく。
ただ、それを無理やり「そんな風に思ってはいけない」と上塗りするのではなく、そう思っていること自体を認めることが大事で、
そうすることで肉体的にも精神的にも現象的にも、嫌なことがなくなってきます。
これは、スピリチュアルの世界の話ではなくて、科学的な話(量子力学)なんです。
“暮らしの発酵 通信 vol.10″より
「〜ねばならない」という自分の中にある強い自我は、自分自身を痛めつけています。
心も体も自由に楽観的に生きることを選択したいなら、自我と対峙しながら「許す」を繰り返していく道を進んでいくんだとコミットし、
行動を起こしていく。手放した空間には光を満たしていく。
その先には、本来の自分の役割を行う姿があるのだと思います。
そこはきっとサンクチュアリ。
好きも嫌いも、憎しみも痛みもない、穏やかな世界。
微生物の住む世界は100%人の心を見抜くのだそうです。
“疑ったり、分け隔てがあったりすると機能しなくなる。無償の愛を持って対峙すると上手に発酵してくれる(上記通信より)”のだそうです。
菌たちと上手に共存できていれば、きっと幸せになっている・・
ってことなのかもしれませんね。
そして
見えない世界で起こっている事象で今までオカルトとか怪しいと敬遠されていた垣根も、科学が少しずつ解明してくるにつれて、取り払われてきました。
頭ごなしに否定するのではなく、なんとなく気になるから知りたいなと、緩やかに受け入れはじめている流れは確実に始まっていると感じます。
もう時代は確実に変わりましたね。
近頃、私はぬか床に気持ちをしっかりと向けて、菌たちと仲良くなれるように頑張っています・笑。
日々扱っているビオスチームの酵母菌とも、お掃除や植物にあげているEM菌とも、
暮らしの中で信頼関係を築きながら、愛溢れる場と空間を作っていければ。。と思っています♡