幸せのベース「衣・食・住」の「住」のこと。
日本で、世界中で、おうち時間が長くなっています。
安心して過ごすことのできる「場」がちゃんと確保されているということは、
人が最低限の生活をする上で最もベースとなる大切な部分です。
そして
確保された安心の場は
人が心と体を健やかにリセットし、活動の源となる場所。
私は4年前に今の借家に移って、
自分にとって「快適に幸せを感じる住空間」ってどんな状態だろう?って深く考えることがありました。
結果、私にとって心地いい住空間の条件とは、
- 適度にお日様の入る明るい部屋がある
- 新鮮で気持ちの良い風が入る
- 水が滞らずに流れている
- 地面のエネルギーを感じられる
火・風・水・地のエネルギーが自然に循環していることを実感できる環境。
そんなおうちで過ごすことが、自然と自分をご機嫌にしてくれるんだな・・ということに落ち着きました。
でもね、
引越し直後に感じていた住環境の心地悪さで、当時心はワサワサしていたんですよ。
というのも
一緒に越してきた、今までどんな過酷な環境の変化の中でも生き延びてきた植物たちが次々と枯れていき、体を張ってアピールしてくれていたからです。
これは人にとっても快適な環境ではなさそうだから、ちょっと工夫しなくちゃねと思い、あれこれやってみることにしました。
お陽さまの恩恵を受けられるように工夫してみる。
風が通るよう、家具の配置を変えてみたり余計な物を片付けたりして、スッキリとした空間を作る。
水回りがいつも気持ちの良い状態で循環していると、知らないうちに心がスッキリし始めます。
床を水拭きで拭き清めていると、大地と繋がっていることにふと気持ちが繋がったりします。
こうして日々の暮らしごとに気を留めてみると、日本人が昔から行っていた暮らしがとても理にかなっていたんだなぁ〜と、しみじみ腑に落ちるのでした。
場を整えるって
気の流れを整えるってことでもあるんだな・・。
こうして日本人は淡々と暮らしの場を気持ちよく整えながら、今に繋がっているのですね。
こんな息苦しい環境下でも、なんとか生き延びてくれているベランダの子たちを、ここで紹介させてください!




日当たりもさることながら、水や空気もとても生育に左右するのだなぁと感じています。雨で濡れた後の葉っぱは汚れ方が半端ない!塵を含んだ汚れた雨風なんですね。土に染み込んだ汚れた雨水は成長を妨げる物質もいっぱいなことでしょう。
窓の汚れ、桟の汚れ、はたまた、扇風機やファンヒーターの目詰まりの酷さにも、びっくりです。
でもね、
今回のコロナ外出自粛で、通りの往来が劇的に少なくなっている昨今、ファンヒーターの目詰まり掃除を毎日しなくても、汚れが酷くなくなっています。
すごいですね〜〜。住みにくい生きにくい環境を作っているのも人間なんですね〜〜。
息も絶え絶えながらも、じっと耐え生き続けてくれている植物たちの姿は
今まさに私たちの姿にも重なります。
今を生き続けているってすごいことです。未来を実現するために生きているから。

どういう環境で過ごしたいのか。
具体的に思い描き、できることから実践していく。自分の理想の環境を作っていきましょうよね♪
私も、もやしっ子と化してしまった相棒たちを元のたくましい子達に戻れるよう、サンクチュアリーを思い描いて形にしていこうと思います。
女性のためのプライベートサロンAmana Lotusは
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7月半ばを目指して絶賛準備しております!
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2020.4.1〜