2019-07-22
手仕事は「祈り」だと体感した。
ぐずついた天気が続きますね。
こんな天候の時期だからこそ、できること、をするのが一番です。
女性のココロとカラダのクレンジングをサポートする
ほとめきサロン♡AmanaLotus(アマナロータス)、
BIO-STEAM、チネイザン&アロマセラピストの中井みどりです。
プロフィールはこちら
使い古したタオルを雑巾にしようと溜めていました。
もうそろそろ・・と、チラチラ横目で見ながら随分と放置していて、やっと重い腰が上がりました。

ミシンでダダダーっと、10枚ほど。
古いタオルはそのままの形で雑巾の役割をしてもらってもいいのだけれど、
やっぱり「雑巾」という形になっている方が
手に馴染むし、何よりも日本人お得意の「暮らしを丁寧に調える」ことの大切さが感じ取れて、気持ちがいいからかもしれません。
小津安二郎監督のなんの映画だったでしょうか、杉村春子さんが家の床を雑巾掛けしているシーンがなんとも清々しくて!強烈なインパクトで今でも私の頭の隅にあるのです。やっぱり床は水拭きすると気持ちいいなーって。
私はミシンでちゃっちゃと縫いましたが、手縫いならば、ひと針ひと針に手の力が伝わっていきますね。
時々お茶をすすりながら、布を一枚一枚1つの雑巾という形にしていく単純作業は、
ただただ何も求めず、何も見返りも期待しない中庸の動き。
出来上がったものは、日々の暮らしを気持ちよくするための道具であり、それを使って、自分も周りの人々も気持ちよくなっていく。
ただそれだけ。
これは「祈り」と同じじゃないか〜〜〜!
オンナはそんな「手仕事」を長い間ずーっと、やってきたじゃないか。
それはやらされているのではなく、自然と体がやってしまう。
オンナには、そんなパワーが秘められているんだな。
と体感した、手仕事タイム。
祈りは、心に波風の立たない静謐な内面でこそ共鳴していくもの
そんな声が
どこからか、ふっと聞こえてきました。
できたーー
ぞうきん^^

関連記事