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手のぬくもりと植物&発酵の力は黄金パワー
2019-03-23

“命はうしろへ退くことはなく いつまでも昨日のところに うろうろ ぐずぐず してはいないのだ。”|子育ての終止符

今日は娘の学校の卒業式。

そして4月から社会人として一人暮らしが始まります。

女性のココロとカラダのクレンジングをサポートする
ほとめきサロン♡AmanaLotus(アマナロータス)、
BIO-STEAM、チネイザン&アロマセラピストの中井みどりです。
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いよいよ子育ても終了。小鳥も自身で羽ばたく時の到来です。

思えば、母と子の蜜月の区切りが初めてやって来たのは、娘が幼稚園に入学する時でした。

それまでは朝から寝るまで、どこへ行くのも何をするのも一緒でしたから、心配と不安と淋しさで、母はちょっぴりセンチメンタルになっておりました。

そんな気持ちに区切りをつけたくで、入園式を控えた3月末のある日の10時のおやつ時間にセレモニーをしました。

娘と私の2人っきりのお茶会です。

ティーマットを敷いて、ポットで丁寧に淹れた紅茶とお菓子。ゆっくりと静かに楽しみました。

もう私の元から少しずつ離れていくんだな。これからその距離はどんどん広がっていくんだな。

その時から気持ちを整理し、少しずつ私の子離れも始まっていたのでしょう。

そして今日の卒業式が子離れの一応のピリオドです。

子育て時代から折に触れて目にしていた、カリール・ジブラン「預言者」の中の詩を今一度味わいたいと思います。

子どもについて 

赤ん坊を抱いたひとりの女が言った。 
どうぞ子どもたちの話をしてください。 
それで彼は言った。 

あなたがたの子どもたちは 
あなたがたのものではない。 
彼らはいのちそのものの 
あこがれの息子や娘である。 

彼らはあなたがたを通して生まれてくるけれども 
あなたがたから生じたものではない、 
彼らはあなたがたと共にあるけれども 
あなたがたの所有物ではない。 

あなたがたは彼らに愛情を与えうるが、 
あなたがたの考えを与えることはできない、 
なぜなら彼らは自分自身の考えを持っているから。 

あなたがたは彼らのからだを宿すことはできるが 
彼らの魂を宿すことはできない、 
なぜなら彼らの魂は明日の家に住んでおり、 
あなたがたはその家を夢にさえ訪れられないから。 

あなたがたは彼らのようになろうと努めうるが、 
彼らに自分のようにならせようとしてはならない。 
なぜなら命はうしろへ退くことはなく 
いつまでも昨日のところに 
うろうろ ぐずぐず してはいないのだ。 

あなたがたは弓のようなもの、 
その弓からあなたがたの子どもたちは 
生きた矢のように射られて、前へ放たれる。 
射る者は永遠の道の上に的をみさだめて 
力いっぱいあなたがたの身をしなわせ 
その矢が速く遠くとび行くように力をつくす。 

射る者の手によって 
身をしなわせられるのをよろこびなさい。 
射る者はとび行く矢を愛するののと同じように 
じっとしている弓をも愛しているのだから。 

『ハリール・ジブラーンの詩』 
    神谷美恵子・訳より 

飛びゆく矢に幸あれ♡

我が家は2月から今日まで、怒涛のようにイベントが重なり流れて来ました。母としての仕事もマックス!

娘の入院手術、病院と自宅の往復の日々。

退院後は食事管理に気を使い日々の生活に戻り。

北海道一泊旅行から帰ってすぐ、娘の新居へ引越しと片付けで自宅との往復。

そして卒業式当日の早朝から着付けとセットに付き添い、荷物を持ち帰ると、どっと疲れました。

でも女の子ならではの華やかな忙しさ。楽しかったです。

母親業、終了。そんな心地いい疲れを癒すために、母は1人しみじみとBIOスチームに入るのでした。

酵母菌のパワーと野草のサポートで程よく蒸されて温まると、猛烈に眠気がやって来て、お昼ご飯も食べずに眠り、元気が回復しました。

なんたって時代はもう新しい流れが始まっていますからね。

自分を愛し、自分を癒し、元気に自分のこれからの仕事をしていくのです。

ちょっぴり名残惜しい気持ちも残しつつ・・・。

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