夏の土用には、梅干しの天日干しをする!

夏の土用に入りました!夏の土用は7/20から立秋の前日までの18日間。一年中で最も暑い時期です。わが家のこの時期の恒例行事といえば・・これです♪
天気予報ではこれから当分晴れマークだったので、紫蘇漬けにしていた梅たちをこれから3日間、甲羅干しします。強い日射しを浴びるからこそ、醸し出される旨味。天日干しは欠かせません。

ひっそりと漬け込まれていた甕のふたを開けると、久々の爽やかな香り!ワクワクします。手でそっと取り出してみると、梅たちも心なしか気持ち良さそうです♪私も気持ちいい〜!

 

取り出した漬け梅をお日様の下で広げる作業は毎年のように続けているけれど、あぁ・・私はこの作業が好きだから梅干しを作っているんだな・・って思った。な~んにも考えない無心の時間は、本当に清々しくって、自分の中の何かがリセットされているようで体と脳が喜んでいるんでしょうね。
きっとバランスが取れて気持ちいいから、好んで選びしていることなのかもしれないな・・・
そんなことをふと感じた、今年の土用干し。

今年の暑さはまた一段と厳しいですが、夏といえば梅干しが本当に心強いアイテムです!含まれるクエン酸は疲労回復に役立つし、汗で失った塩分の補給にも持ってこい。この季節には欠かせません。そういえば、夏になると、映画「火垂るの墓」で、焼け野原になった自宅の穴から梅干しの入ったピンを取り出して、一個つまみ食いするシーンを思い出します。かの大戦の終戦日(1945/8/15)からもうすぐ73年。遠い遠い歴史上の出来事のように感じてしまっているけれど、まだ100年すら経っていないんですね。蝉の大合唱もますます賑やか。