揺れを感じて数日内にすべき3つのこと【心と身体へ】

身の危険を感じるほどの大きな揺れを感じたその瞬間は、体の部位すべてが総出で緊急に発動できるモードになり、大きな緊張状態を体験しています。身の回りの環境に被害が少なければ平常の生活に戻るわけですが、心と体は大きくストレスを感じたままの状態です。自分は特に変わったことはないと思っていても体は溜め込んだままです。揺れを感じて数日以内にしてあげたいことを三つあげてみます。

1)体が緊張していたことに気づく

とっさの行動は意識に残らないことも多いですが、何かしらわかりやすい形で体がメッセージを送っていてくれたりします。いつもは痛くないところが痛かったり。いつも感じない不快な症状が表れたり。もしそういうものがなかったとしても、その当時に体はこわばってかなりのストレスを受けていたんだと知ることがまず第一なのではないかと思います。

2)緊張した体を癒す

緊張した筋肉では全身にうまく血液を運ぶことはできず、酸素不足の体はとっても冷えています。可能ならば意識してお風呂に浸かって温まり、ゆったり呼吸して体全体でほっこりしましょう。痛いところ、こわばった部位を温めたりしてあげるのもいいですね。温めて弛んだ体を気持ちいい程度にゆっくりとストレッチしてあげれば、体はかなりリセットしてくれるはずです。関節もこわばっていることが多いです。これ、下がっている免疫力をアップさせるためにとても必要なことです。

3)ストレスで消耗した活力をフォローする

ストレスを受けた身体はビタミンCやミネラルがとても不足した状態なので、意識的に食べ物で取り入れたいです。フレッシュ野菜も!栄養ドリンクとかは体に負担になるものもあるのでよく調べて程々に。うちでは、梅やキンカンの甘露煮などの保存食が役に立っています。長期の保存ができる食品が手元に備蓄されていると安心ですね。そして冷えた内臓には温かい食べ物で染み渡らせてあげると喜んでくれるはず。

大阪府北部地震

6月18日(月)AM7:58 震度6弱。

アイロンを当てている最中で、焦る。テーブルにおいていたアイロン用の水がこぼれ、書棚の上のガラス瓶一個が床に落下、室外機の上においていた鉢が落下。

その後、余震が続いているので警戒中。

在住の大阪市内中央部ではライフライン問題なし、地震直後から通常の生活が送れているが、備えのチェックを今一度。

備忘録として。

ミニマムに暮らす

考えること、行動することがうまく回らなくなってくるうちに、気分が停滞気味になってきたな・・と感じ始めている暮らしの空間は、ものがごちゃごちゃと散らかっていて、必要なものがあるべきところに無くて、それを探すのに時間を使ってイライラして。と、何もかもが引っかかってしまうような閉塞感を感じてしまいます。あぁ・時間がもったいない!外のエネルギーと内側のエネルギーがうまく連動して流れている時って、不思議と家の中もスッキリとしているんですよね。水まわりを掃除している時は、静かに脳が整理されるからとっても気持ちよくて、水栓をピカピカにするのは日課になってきました(笑。やっぱり不必要なものを持たないスッキリとした暮らし、水回りの清潔さって見えないエネルギーだけれど整えるとスッキリする、何か違うわね・・と感じる今日この頃に出会った文章がドンピシャリで、とっても興味深いです。

三黙道場:言葉を発してはいけない三つの堂舎

曹洞宗の修行道場「三黙道場」とは僧堂=座禅・食事・睡眠をおこなう場所、浴司=お風呂、東司=手洗い、の三つです。

三黙道場に共通するのは「水」です。水は命の基本であり、それが住まいの中で循環する場所が「食堂」「お風呂」「手洗い」ということになります。水は私たちの身体に入って循環し、出て行ってまた自然に還る。そういう命の流れを意識する場所だから、特別に綺麗にして修行するのですね。

修行生活中の僧侶は、驚くほど小さな空間で寝起きし、必要最低限のものしか持ちません。ですから、修行僧の部屋は非常にシンプルで、限られた持ち物についても、すべて置き場所が決まっています。「あるべきものが、あるべきところに、あるべきようにして、ある」のです。

わたしたちは普段、ものを使うときに出して、使い終わったら元の場所に戻す、という簡単なことがなかなかできません。それはものの扱いが粗雑になっていると同時に、心も粗雑になっているからです。

光明寺僧侶 松本紹圭さんの言葉

「無意識の整え方 身体も心も運命もなぜかうまく動き出す30の習慣」前野隆司 著より

 

簡単なことなのになかなかできないこと。ここに普遍的なメッセージが見え隠れしているのでしょう。「天才バカボン」や「クマのプーさん」みたいに。そこからメッセージを探しながら汲み取りながら気づいていくことが、人生での楽しみでもあり生きる醍醐味なのかもしれません。そのためのヒントがミニマムに暮らす・・ということなのかもしれません。