新月と満月の引力は凄い!

満月や新月の時の大潮の様子は、
都会に住んでいる日常ではなかなか目にすることはないのですが、
↓こんな景色を目の当たりにすると

月の引力が私たち人間にもいろんな影響を及ぼしていてもおかしくないなと強く感じます。
産院でも生まれる赤ちゃんが多いと聞いていますしね。

以前住んでいた九州のとある場所からの満月の日の河風景リポートです。

2014年6/13 13:11満月の日の風景。

有明海に続く川が、毎月分かりやすく私たちに見せてくれる景色です。

朝の9:30
ほぼ満タンに押し寄せた水は少しづつもう引き潮が始まっているみたい。
溢れそうな勢いです。

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半日経った、15:30
わずか6時間後にはこの風景です。完全に引ききっています。

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こんな風に定点観察してみると、
満月と新月の日には干満の差がとにかく大きいことが一目瞭然です。

大潮という現象です。

地球に生きる私たち人間のカラダも60~70%が水分なのですから、
どこかしらでこんな風に引力の影響を受けているのでしょう。

カラダに必要以上の水分が溜まったり、
はたまた、
急激な吸引力のリズムに追いつかなかったり。

そんな水分代謝の困った状態がある時って、
「なんだかだるいなぁ」、「しんどいなぁ~」と感じることもあるかもしれませんね。
これだけの干満差なのですから。

逆に考えれば、この大きな動きに乗っかれば楽に過ごせることもありそうです。
たとえば、
体に水分がたまりやすい(むくみやすくなっている)状態でも、
意識して汗を流して排泄を促せば、いつもよりは楽に汗が出やすい状態だということ。

私は動作が緩慢になってだるくて眠くてしょうがない新月や満月の時には、
お風呂にも入らず速攻床に就きます!
重力に逆らうことをやめます!!

こんなふうに気楽に考えて、満月・新月にできそうなことをまずやってみる。

お月様の節目に自分の体を観察していると、案外いろんなことに気づけます。
自分の体と自然と向き合えるタイミング。
いい解決方法に気づけたりしますよ。

触れて触れられて。心と体をほぐしていく

心細かったり、不安だったりする時に、柔らかで、温かなものに触れたり、触れられていたり。ただそれだけで、安心できることがあります。ゆったりと息ができるようになってくる。そうしてまた、日常に戻って行ける。そんな連続を私たちは繰り返しながらバランスをとっているのだと思います。
こどものころにそれができなかったのなら、今、すればいい。オトナになると、迷惑になるんじゃないかとか、嫌われたらどうしようとか。体裁を気にしてしまいがちなのだけれど。でも自分の気持ちを認める素直さが必要だと突きつけられる瞬間がやってくることもあります。
安心感に包まれる心地よさを甘受していいんじゃないの。こわばったハートの蕾を、少しずつほぐしていってもいいんじゃないの。

『皮膚は「心」を持っていた!』

だってね。体は正直に反応しているんですもの。臨床発達心理士の山口創先生の著書「皮膚は心を持っていた!〜第二の脳とも言われる皮膚がストレスを消す」の中で紹介されています。ほとんどの哺乳類の皮膚に存在する「C触覚線維」には、ゆっくりとしたタッチに反応して愛情や嫌悪感などの感情を喚起させる働きがあり、自律神経と副交感神経のバランスをよくするために、特に体の部位でいうと前腕へのゆっくりとしたタッチが緊張を和らげる効果があるとのデータがあるとのこと。そしてもう一つ。別名「絆ホルモン」オキシトシンには安らぎ感・幸福感をもたらす作用があり、スキンシップ開始から5〜10分で分泌し始めるとのこと。ゆっくりじっくり触れることが大切なんですね。オキシトシンが分泌することにより、血圧が下がる、ストレスホルモンが減る、リラックスする、痛みが治まる、傷の治りが早まる、眠くなる、筋肉が若返る!・・などの作用が発揮されるようです。

体ってすごい。自ら癒そうとするメカニズムが出来上がっているのですね。そんな癒しのメカニズムを、自分の頑なな心の鎧で断ち切ろうとしてはあまりにももったいない!!気持ちよく過ごして良いんだよと自分に許しを与えてあげることが、とってもとっても大切ですね。

【梅雨の体調管理】食べ物からのケア|枇杷(びわ)

今の季節、街をそぞろ歩きしていたらきっと目にすることも多いはず。目を下にやれば足元に「どくだみ」、目線の少し先には「枇杷の実」と遭遇しませんか?枇杷のオレンジ色の実にとってもそそられます!

まだ青くて固い5月半ばの枇杷の実

 

 

 

 

 

枇杷は使いどころ満載

ここ数年、梅雨時期に枇杷を積極的に食べるようにしていたら、何だか体調が良い気がするので毎年続けています。スーパーで売っているものはお行儀良くて少しの量でとても高価なので、なるべく露地物のちっちゃくて安いものを手に入れるようにしています。絶対こっちの方が良さそうです。

 

 

手前がスーパーで買った高いもの、その奥は露地ものです。実はもちろんのこと、種も使いますよ。タネは焼酎などのお酒に漬け込んで枇杷種酒として飲みます。実を食べた後の種をさっと洗って軽く乾いたら、少し傷をつけてどんどんお酒に放り込んでくだけです。手間いらずで嬉しい♪露地ものの種の方が大きかったりの発見もあり・。生命力の強さを感じますね。このお酒、とっても良い香りです。杏露酒と似ています。でも砂糖は入っていないので、そのまま飲むと香ばしい感じ?薬用酒として少量を毎日飲んでいるところです。

 

枇杷の不必要な水分を排泄する働き(利水作用)を期待して取り入れているんですが、案外美味しくって気に入ってます。もう実際低気圧が近づいて雨降りが続いた昨日なんて、膝の関節がギシギシ鳴ったりして(驚)。何となくぎこちなく動く上に、ちょっと痛みを伴う違和感も感じたり。体の節々でも水分が滞っているのがわかります。流して排泄!早く出て行ってもらおう。

葉っぱのチンキは万能薬

葉っぱは民間療法で長く使い続けられている実績がある優れものです。そして葉っぱのチンキは、うちの緑の薬箱の定番です。

こんな感じで棚に並んでいます。出来上がったら漉してボトルに〜。やけど、虫刺され、湿疹、切り傷には大いに助けられているので手元にいつもあると安心します。

 

 

ちなみに。

枇杷種酒の左隣は、カキドオシのエキスを抽出中です。こちらはスキンコスメ用。Kitchen Cosmeも色々試して作る楽しみがありますね。