「優しい人なんだなぁ〜」と私の女性性が受取った三輪山登拝

夫婦で奈良の三輪山に登拝して、ちょうど1ヶ月が経ちました。

Amana Lotus中井みどりです。

身体は50歳まで危機にさらされている

数年前、お亡くなりになる少し前に講演でお話を伺った、

安保徹先生は開口一番

「50歳まで生きられたということは凄いことなんですよ」

と仰いました。

人の寿命の流れの中では、身体が曝される危機というものがいくつもあるのだと。それを乗り越えて中継点の50歳まで生きられたなら、

カラダ的に人生の一山を超えたということなのでしょう。

そして

50歳という年齢は体が次のステップに切り替わる年齢だ、ともおっしゃっていました。

伺った当初はとても意外でしたが、

東洋の知恵「黄帝内経」にある、節目年齢での身体変化を眺めてみると

生殖期は大変なエネルギーを使い、負担を伴うということがわかります。

●女性は7の倍数で変化・・

28歳 女性として体が最も充実する

35歳 容姿の衰えが見え始める

☆顔がやつれ始め、髪も抜けやすくなる。

(肌のケア、髪のケアも入念に。婦人科系トラブルにも注意しましょう)

42歳 白髪が目立ち始める

☆顔にシワが目立つ。心身の不調が起こりやすくなる。

(血行をよくする、体を冷やさない対策をとりましょう)

49歳 閉経。子を授かることが難しくなる。

☆閉経前後の不定愁訴が起こりやすくなる。

(ストレスケア、ゆったり過ごす工夫を。生活習慣病にも注意しましょう)

●男性は8の倍数で変化・・

32歳 男性として体が最も充実する

40歳 衰えが見え始める

☆抜け毛、歯のトラブルが起こりやすくなる。(髪のケア、歯のケアも入念に)

48歳 白髪が目立つ

☆顔にシワがより、白髪が増えやすくなる。疲れが抜けにくくなる

(体の変わり目だと心得ましょう)

〈養命酒HPより〉

様々な試練や変化に翻弄されても自然治癒力があったからこそ、めでたく50歳という節目を迎えることができて、今を生きている。

本当にすごいことだなぁ・・。

昨年、ある方から

「ものすごくご先祖さまに守られているね」と言われました。

50代のいまの今まで、大病をしたことも大変な危機にも曝されることなく過ごすことができているのも、

見えないけれど「ある」ものに護っていただいているからなんだ・・

と強く思い出し、お詣りしようという気持ちが沸々と湧き始めました。

そうなると

不思議なことに、どんどんご縁のある土地に神社に呼ばれるようです・笑

お詣りがもたらしてくれた「大切な柔らかさ」や「心のゆとり」

三輪山を御神体とする大神神社も、その一つです。

三輪山に一人で登拝しようと思いました。

でも、待てよ。

2020年はottoの早期退職や新居購入、息子の結婚など、大きなイヴェントが身近に迫ってくることを考えると、

ここはいっちょ夫婦で参拝するのがいいのではないか・・

という思いがよぎりました。

ottoとは趣味が全く合わないし、お出かけの誘いをしても全て拒否されてきたし、ましてや神社参拝などお正月のイベントとしか考えていないので、期待はせずに誘ってみました。

「三輪山、一緒にお参りする?」

するとあっさり、

「うん、そうやな。神頼みでも一応しとこかな」

と。

ottoも人生の節目や大きなイヴェントに不安を少なからず感じていたのでしょうね。

今日読んだ星野さんのコラムとottoの心模様が重なりました。

中略

科学的に未知なものが確かな助けになりうるという点では、信仰もあてはまるような気がします。僕は去年の今頃のこの連載でも書きましたが、新年にはやや遠くに参拝に行きます。元々、信心深さはまるでない人間だったはずなのですが、今や毎年決まった好きな宿に泊まり、いくつかの神社に参拝をしています。きっかけは、ある人に「あなたは猿田彦神社が合っていると思うから行ってみたらどう?」と言われたことでした。それまで、困った時以外に神社に行くようなことはしませんでした。「困った時の神頼み」のみ、都合よくしていたのです。でも、その人に言われるがままに行ってみることにして、行くからにはどんな神様なのか気になるので古事記の簡単なものを読み、河合隼雄やユングを想起したりなどしているうちに、信仰の起因となる非科学的なものを感じられるような気になってきました。それは恐らく、気とか神様などのような、はっきりと捉えることはでき切らない「ない」ようで「ある」ものです。
 参拝に行ったり、厄払いをしたりなどの行いをしていると、なんとなくですが安心した気持ちになります。全てのことを神頼みに任せるつもりはないし、お参りしたからといって何もかもがうまく転がるとも思っていないのですが、自分の人生をここちよくしていくための、ほんの少しだけの味方を得たような気持ちになることは確かです。つまり、数ミリくらいだけれど、「〜〜をしたから大丈夫だろう」などの形で他力本願が許されるような気持ちになり、孤独な気分が少なくなるということです。これはきっと様々な場面で、意識できないほどではあるけど大切な柔らかさとか余裕をもたらしているような気がしています。僕のようにオーソドックスな参拝をする人も、独特なおまじないやルーティンを持つ人も意味合いは同じだと思います。今年行った神社の神主さんも「日本人は、神社でお参りをしながらお寺に行って念仏を唱えたりして無宗教だと言われます。でも、信仰心があるということ自体が大切なので決して無宗教ではないと思っています」と言っていました。これには強く同意したい気持ちになりました。

『「ない」ようで「ある」星野概念』

お茶の花がひっそりと 

立春をすぎた初午(はつうま)の2/9に初登拝しました。

多くの方々が登られていました。

グループでお一人で。

そしてご夫婦での参拝が多いことに驚きました。

老いも若きも。様々な世代のパートナーシップのカタチを拝見しました。

女性がストックを持って登り、それを持って助けてもらいながら上がっている男性の姿だったり、

急な登り坂を一段一段、休み休み上がる女性を少し上段から待つ、男性の眼差しだったり。

なんだかわからないけれど、パートナーシップのエネルギーのようなものに共鳴しているような感覚で、私自身が静かな柔らかさで満たされていたような気がします。

途中休憩を気遣ったりしてくれながら、私の前を登るottoの背中をぼんやり眺めながら一歩一歩ついていくうちに、

ふと

「優しい人だなぁ」って言葉が浮かんできて、涙が溢れてきました。

きっと私の魂の深いところが悦んでいたからなのでしょう。

これは純粋な、真の悦びですね。

頂上の磐座にお詣りする頃にはチラチラと細かい雪が舞っていましたが、

時折日差しと青空が見え隠れして

「ようお参り」と言っていただけたようです。

こうしてお山でパートナーシップが私のバランスを整えてくれることとなり、

心はとっても穏やかなハッピーで満たされたようです。

帰りに三輪にゅうめんで遅いランチをして、八百屋さんで奈良漬けを買って帰りました。

神様とご先祖様の見えないけれど見護られている安心感をそれぞれ感じて家路につく50代夫婦。

2020年3月の今、

大きな波を乗り越えながら二人の新しい生活を築いている最中です。

新居探しのデートもまだまだ続行中です。

超絶歯ぎしりが消えた!嘔吐下痢は究極のデトックスだった?

本日1月15日は32回目の結婚記念日。

わたくしはというと、

今週末のイベントのための、古い写真をピックアップしてのスライドショーを自家製する時間になりました。偶然にも結婚記念日に・笑

女性のココロとカラダのクレンジングをサポートする
ほとめきサロン♡AmanaLotus(アマナロータス)、
BIO-STEAM、チネイザン&アロマセラピストの中井みどりです。
プロフィールはこちら

前回コラムでも書いたのですが、息子が婚約することになり、先方のお宅にお伺いして顔合わせのイベントが今週末にあるのです。

http://amanalotus.info/2020/01/11/「離婚しない選択」をしたその後%E3%80%82「パートナー/

先方のご両親のリクエストで、わが家のヒストリーを画像などで見てみたいとのことで、急遽簡単なご紹介スライドをこしらえました。

まさに、結婚式から32年、家族のヒストリーを再確認する作業です。

あ〜、なんと心穏やかに、そしてあたたかな気持ちで向き合えることでしょう。

そして

離婚しない選択をした今だからこそ、

それができるのだろうなぁと思えます。絶妙なタイミングです!

昭和なフィルム写真はデジカメで上から撮り直して。画像が荒い・笑

ひどい歯ぎしりが、おさまってる!

先日の三連休なか日に、夫婦で初めて奈良の三輪山に登拝する予定だったのですが、前日にottoは発熱と共に嘔吐下痢!

なんというタイミングでしょう!・笑

ottoはただの嘔吐下痢だと思っているようですが、いえいえ。いろいろと意味があったようです。

というのも・・。

もう今までにないほどの嘔吐で、喉がヒリヒリ痛む後遺症があると言っていました。そしていつになく渾々と眠っておりました。

それから数日。横で寝ている私は、はたと気づきました。

あれ?夜中歯ぎしりしていない。

発症した日からピッタリと歯ぎしりがおさまっているのです。これは嘔吐下痢で今まで溜め込んでいた「モノ」(物質的なものも、感情やストレスなどの見えないエネルギーも)を排泄した結果なんじゃないかしら?と私はふんでいます。

そう考えると、すごくないですか?これって。

身体は自己治癒力に溢れている。

自分でちゃんとバランスを取ろうとしている。

歯ぎしりを引き起こしていた「原因となる不要物」を自分で排泄したんですね。

排泄大事!カラダ、素晴らしい!ありがとう!!と言いたいです♡

しばらく収まっていた歯ぎしりは数日後から再開し始めました。今の仕事のストレスが歯ぎしりを引き起こしていることが明確ですね。

もうすぐ早期退職の予定だそう。今の仕事を辞めて生活が変わると、ottoの今の歯ぎしりの形態もまた変化することでしょう。

自分を取り巻く環境の変化、大きなエネルギーのうねりが時にやって来る。

生きていくということは、自分ではどうしようもできない様々なエネルギーの流れの中にいると自覚していくこと。

人生が様々な彩りの連なり、繋がりだと気づけたら素敵です。

「離婚しない選択」をしたその後。「パートナーシップと対峙」は最終章を迎える

2020年新年早々、SNSで素敵なシェアをしていただきました。

熟年カップルの結婚パーティーのご様子です。

お仲間たちによる手作りのお祝いのショットは、

そこに集う人々が笑顔と愛に包まれた至福のパワーを発していて、拝見する私までが感動する最強ぶりでした。お写真をシェアできないのがとっても残念!ほんと〜〜にピュアでキラキラの笑顔なんです!!全員が♡

新たにご夫婦として歩んでいかれるお二人に、これほどたくさんの愛が寄り添ってくれている!

そんな「結婚というものの原点」みたいなものに触れたようで、感涙してしまいました。

女性のココロとカラダのクレンジングをサポートする
ほとめきサロン♡AmanaLotus(アマナロータス)、
BIO-STEAM、チネイザン&アロマセラピストの中井みどりです。
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いいお天気!見上げた空には龍神様?!
きっと飛行機雲が風に散らされて形になったんだろうな。
青空のキャンバスに幸運を運んでくれているよう♡

私事ですが、1月15日は結婚記念日なんですよ。32回目の。

遡ること29回目の頃。私は自分の中のパートナーシップと対峙している真っ最中でした。「離婚も選択肢の一つだよな」という思いも浮かんでいました。

しかしながら、肯認学ラヴァブルのセッションと学びで

「どんな自分も丸ごと愛する」ことをしていくと、パートナーとの関係にも変化が現れ始め、

「離婚」という選択肢は消去されしまったようです。

なんだか他人事のような表現ですね・笑

でも仕方ないですね、本当に「自然と」そんなふうになっていったので・笑。(ここがラバブルセッションの醍醐味でもあり、すごいところなんです!)

離婚はしない、と決まれば、

次にすることは

目の前の相手と共に、お互いが幸せになる、と、

「覚悟を決める」

お互いが幸せになるためにできる最大のことを

「実行する」ということです。

そんな時に目の前に現れた救世主がこちら。

こちらの著書は、

夫婦の道のりは決して安泰ではないが、男性、女性それぞれの脳の違いをお互いが知れば、無駄な行き違いを減らすことができますよ、と教えてくれています。夫、妻どちらの立場にも響くデータとメッセージをニュートラルな姿勢で提示され、読み進めるうちに長年誤解とすれ違いを繰り返してたことが走馬灯のように現れ、どれほど涙したことでしょう。

パートナーシップは陰である女性性と陽である男性性のバランス。

この素晴らしい情報は、夫にもぜひ知ってもらうことが、これからの「お互いの幸せな暮らし」につながると思ったので、早速薦めてみました。というよりは、必読書!ってな勢いで・笑。

結婚から始まって二人で歩む道のりの、なんと紆余曲折なこと!

黒川さんの「はじめに」のメッセージは、熟年夫婦だけでなく、パートナーシップを育む全ての世代の男女に向けた愛溢れるメッセージと感じたので、ご紹介させていただきます。

結婚7年目、男女のときめきが消えて、本当の夫婦はここから始まる。ここであきらめる夫婦もいて、「7年目の離婚」は他の年回りの離婚に比べて、明らかに多い・・・

結婚したその日から、夫婦の時計は止まらない。

「男と女」の7年、(7年目

「戦友」の7年ののち、(14年目

「関心と無関心のゆらぎ」の7年を経て、(21年目

「腐れ縁」の域に入ってくる。

7年ごとに相手に飽きて(あきれ果てて)、

「この人でよかったのかしら」と逡巡しつつ。

結婚28年目、夫婦は「安寧」の扉を開く。

その直前が、実は最も危ないのである。腐れ縁にあきれ果てる時だからだ。

夫婦の道のりは、パンドラの箱に似ている。人生の苦悩の全てが噴出した後に、希望がふわりと飛び立つあの箱だ。

28年目、ヘトヘトになった夫婦の間に、希望の光が生まれる。・・・

腐れ縁の果てに訪れる、小さな「希望の光」を見逃さないで。それを二人の手のひらで、そっと包んでほしい。風の中の灯を消さないように。

28年目から35年目の7年間は

「阿吽の呼吸」か「絶望(夫源病、妻源病)かの分かれ目だ。

ゲームで言えば「最大の難関」。痛い思いをしながら、もっと奥深くへ入らなければ、夫婦の真実には出会えないのである・・・

「定年夫婦のトリセツ」黒川伊保子 SB新書

私たち夫婦もあと何年一緒に暮らすかも未知数だけれど、

これからも共に暮らしていくと決めたからには、「阿吽の呼吸」を目指そうと覚悟しよう。

そんな心意気にさせてくれた「定年夫婦のトリセツ」、

もう本当にタイムリーに私の前に現れてくれました。というのも、昨年後半から我が家にも大きな変化のうねりの兆しが現れ始めていたからです。

主人が早期退職をしたいと申し出たこと。

家を出た長男が結婚したいと報告に来たこと。

周りを取り囲む人々、環境はどんどん変化していくのです。私の人生の主人公である私はどうしたいのか、時に応じて繊細に聞いてあげながら、最光&最幸をパートナーとシェアできたらどんなに素敵なことでしょう。

第二の青春を楽しみます!

と宣言してしまうよ、結婚記念日には。

新たなステージで新たなパートナーシップを育んでいこうと思います。

さあ、32年目の結婚生活がスタートします。