発酵に欠かせない水の神秘

ミキをご存知ですか?

漫才コンビの「ミキ」と、ちゃいますよ〜・笑

先日、奄美地方の乳酸菌発酵飲料「ミキ」の作り方をレクチャーしていただき、仕込んだものを持ち帰りました。

ミキといえば、

2年前に行った奄美大島で朝食で出されたものをいただいたのが最初です。

うるち米とさつまいもで作る伝統的な乳酸菌発酵飲料は、其々の家庭で作り方の工夫があるようで、出来上がりの味も少しずつニュアンスが違うんでしょうね。

私は少し酸っぱいのが好きなので、酸味が出るまで発酵させて好みの酸味が出たところで、冷蔵庫へ〜。キッチンに置いて4日目。季節によって室温は違いますから、毎日味見でチェックするといいですね。

乳酸菌は植物性のものをもっと摂りたいなぁーと数ヶ月前から思っていたので、(豆乳グルトとかを買って食べてました♪)丁度いいタイミングで引き寄せましたよ〜・笑。すごいもんですね、願えば叶いますね。間違いない法則なんですね、納得。

この発酵を菌たちに機嫌よくおこなってもらうには、水の質が重要なキーになることが分かっているそうです。これって凄くないですか??!!

私たちの暮らしの中で共存している、乳酸菌、酵母菌、麹菌。

そうそう、食品だとヨーグルト、味噌、醤油も、味醂も、お酢も、お酒も。

私たちの身体の中で静かにパワフルに仕事をしてくれている、腸内、膣、子宮内の菌たちも!

心地いいお水で菌たちが育てば、ますますパワーアップして私たちの体をサポートしてくれるんだ。

以前、ゆの里@和歌山で水の神秘が科学で明らかになりつつあることを学ばせていただいて以来、その重要性にビビッドになっている私が、

また1つ、素晴らしいものと出会いました。

Hakkoushaの「発酵の塩」です。

「発酵の塩」が選ばれる理由

発酵の塩の働きは・・

*発酵力が高まる

*微生物の動きが安定する

*ブレンドするお塩が持つ良さをより一層引き出す

*まろやかになり、旨味、コクが出る

〜Hakkoushaリーフレットより

この塩を使ったぬか漬け、醤(ひしお)をいただきましたが、もうなんともいえない「まろやかさ」が醸され、旨味に変えていくマジックには感動でした。

そして塩の凄さを分かりやすく体感できるのが「お風呂」です。

発酵の塩を入れて予め馴染ませておいた(この過程がまた重要なのだそう)浴槽の水にお湯を入れて適温適量にしたソルトバスは、

「羊水風呂」と名付けられている通りの柔らかさ。

まず始めに洗面器に汲んで体にかけただけで、それを実感できるなんて凄い!!

そして浸かってみると、圧迫感のないお湯と一体になっているような不思議な感覚。まさしく胎児の私が母のお腹の中で過ごしていた原初体験をしているのでしょう。安心感に包まれる至福。そしてデトックスの作用もかなりあるようです。

そのあたりの科学的な内容は、聞きかじりで曖昧なので説明は控えさせていただきますが、

長年、水と菌の研究を重ねて来られた開発者のお人柄や感性が生み出したこの塩を体感させていただけば、自然の流れに逆らわない、持続可能な環境を生み出している(生き物が幸せにずっと生きていける)可能性を秘めた素材なのだろうと、すっと感じることができます。

というわけで、

発酵の塩をゲットして、日々づかいの塩を仕込むことにしました。

ヒマラヤ岩塩と発酵の塩

仕込み完了!

あ、蓋が間違っている!白い方がお料理用、ピンクがバスソルトです・笑

1週間後が待ち遠しい〜〜

そしてこれを使って試してみたいことがいっぱい!

嫌い!許せない!も全部認めていく。白鳥哲監督の言葉から

ドキュメンタリー映画「蘇生II〜愛と微生物〜」の

白鳥哲監督のインタビューから。

脳のガンを発症し、西洋医学的にお手上げ状態の苦しみや痛みが続く中で、監督が気づかれた言葉が深く、示唆に富んでいるので、シェアしますね。

私たちは「健康」を考えた時、肉体のことばかり注視してしまいがちですよね。でも、それだけでは病気の根本解決にならないんです。思考とか、感情とかを過去に遡って、憎しみとか怒りとか全て吐き出してそれを受け入れていく必要があります。

私はある作品の時に溜まっていた感情を全部吐き出しました。自分でも驚くほど醜い感情があふれてきて。でも、その感情を認めて、対象となっていた人や現象を許すという行為を繰り返したんです。そうしたら、筋力が戻ってきたり、声が出るようになったりと肉体的に変化が現れました。

最終的にはガンが消えてしまったんですが、その過程で学んだことは、

「すべての存在がつながりあっている」ということでした。

人間も動物も植物も微生物も鉱物も全てがつながりあっていて、それらが全て自分に影響を与えている。嫌い、許せない、と思っていることでも、それが跳ね返って自分の精神や肉体を蝕んでいく

ただ、それを無理やり「そんな風に思ってはいけない」と上塗りするのではなく、そう思っていること自体を認めることが大事で、

そうすることで肉体的にも精神的にも現象的にも、嫌なことがなくなってきます。

これは、スピリチュアルの世界の話ではなくて、科学的な話(量子力学)なんです。

“暮らしの発酵 通信 vol.10″より

「〜ねばならない」という自分の中にある強い自我は、自分自身を痛めつけています。

心も体も自由に楽観的に生きることを選択したいなら、自我と対峙しながら「許す」を繰り返していく道を進んでいくんだとコミットし、

行動を起こしていく。手放した空間には光を満たしていく。

その先には、本来の自分の役割を行う姿があるのだと思います。

そこはきっとサンクチュアリ。

好きも嫌いも、憎しみも痛みもない、穏やかな世界。

微生物の住む世界は100%人の心を見抜くのだそうです。

“疑ったり、分け隔てがあったりすると機能しなくなる。無償の愛を持って対峙すると上手に発酵してくれる(上記通信より)”のだそうです。

菌たちと上手に共存できていれば、きっと幸せになっている・・

ってことなのかもしれませんね。

そして

見えない世界で起こっている事象で今までオカルトとか怪しいと敬遠されていた垣根も、科学が少しずつ解明してくるにつれて、取り払われてきました。

頭ごなしに否定するのではなく、なんとなく気になるから知りたいなと、緩やかに受け入れはじめている流れは確実に始まっていると感じます。

もう時代は確実に変わりましたね。

近頃、私はぬか床に気持ちをしっかりと向けて、菌たちと仲良くなれるように頑張っています・笑。

日々扱っているビオスチームの酵母菌とも、お掃除や植物にあげているEM菌とも、

暮らしの中で信頼関係を築きながら、愛溢れる場と空間を作っていければ。。と思っています♡