【梅雨の体調管理】食べ物からのケア|枇杷(びわ)

今の季節、街をそぞろ歩きしていたらきっと目にすることも多いはず。目を下にやれば足元に「どくだみ」、目線の少し先には「枇杷の実」と遭遇しませんか?枇杷のオレンジ色の実にとってもそそられます!

まだ青くて固い5月半ばの枇杷の実

 

 

 

 

 

枇杷は使いどころ満載

ここ数年、梅雨時期に枇杷を積極的に食べるようにしていたら、何だか体調が良い気がするので毎年続けています。スーパーで売っているものはお行儀良くて少しの量でとても高価なので、なるべく露地物のちっちゃくて安いものを手に入れるようにしています。絶対こっちの方が良さそうです。

 

 

手前がスーパーで買った高いもの、その奥は露地ものです。実はもちろんのこと、種も使いますよ。タネは焼酎などのお酒に漬け込んで枇杷種酒として飲みます。実を食べた後の種をさっと洗って軽く乾いたら、少し傷をつけてどんどんお酒に放り込んでくだけです。手間いらずで嬉しい♪露地ものの種の方が大きかったりの発見もあり・。生命力の強さを感じますね。このお酒、とっても良い香りです。杏露酒と似ています。でも砂糖は入っていないので、そのまま飲むと香ばしい感じ?薬用酒として少量を毎日飲んでいるところです。

 

枇杷の不必要な水分を排泄する働き(利水作用)を期待して取り入れているんですが、案外美味しくって気に入ってます。もう実際低気圧が近づいて雨降りが続いた昨日なんて、膝の関節がギシギシ鳴ったりして(驚)。何となくぎこちなく動く上に、ちょっと痛みを伴う違和感も感じたり。体の節々でも水分が滞っているのがわかります。流して排泄!早く出て行ってもらおう。

葉っぱのチンキは万能薬

葉っぱは民間療法で長く使い続けられている実績がある優れものです。そして葉っぱのチンキは、うちの緑の薬箱の定番です。

こんな感じで棚に並んでいます。出来上がったら漉してボトルに〜。やけど、虫刺され、湿疹、切り傷には大いに助けられているので手元にいつもあると安心します。

 

 

ちなみに。

枇杷種酒の左隣は、カキドオシのエキスを抽出中です。こちらはスキンコスメ用。Kitchen Cosmeも色々試して作る楽しみがありますね。

 

【梅雨の体調管理】不調をこれで乗り切る!

この時期、身体が重だるいな、気持ちがどんより気力が湧かないなって時に、 自分に合った幾つかのケアを知っていたら心強いです。早めに実践です。これ、ポイントです。というのも、もうどうしようもなくなるまで放っておくと、カラダが思うように動いてくれない状態になってしまって、頭は「動きたい」のに身体は「動けない」という何とも切ない負のスパイラルに入っていく可能性が高いです。

温める+デトックス

=こんにゃく温湿布で温めて肝臓と腎臓をケア=
こんにゃく温湿布?という方はGoogle検索してみてね。東城百合子さんの著書「自然療法」は手元においておくと役立つことが多いですよ。茹でたこんにゃくはちょっとクサイのですが、体の奥までじんわ〜〜りと温まるので神経がじゅわ〜んと緩んでいくのがわかります。
=ミネラル塩をたっぷり入れたお風呂に浸かる=
夏の体づくりのためにもマストです。汗腺を刺激して汗をかけるカラダづくりの目的があります。しっかりと汗をかけるカラダにしたいですよね。
そしてデトックス。汗とともにいらないものを排泄できるように。
ぬるめの半身浴でもいいし、少し熱めの脚浴、肘浴なんかだと手軽にできますが、私はじんわりとしか汗が出ないので、少し熱め+粗塩+短時間の全身浴が合っているみたいです。女性は汗をかきにくい人が多いので、心当たりのある方は様子を見ながらぜひお試しを。

水分を排泄しやすい食べ物を意識して食べる

体の流れを良くしてあげたら、排泄してあげないとぐるぐる回るだけなので、どんどん出していきましょう。

こちらは次回!

予定のない雨の日、あえて外へ出かけてみる

梅雨の過ごし方。お家で静かに過ごすのもマッタリ感がたまりませんが、今回はあえて雨の中に出かけてみるのも楽しいよ、というお話です。

仕事ならいざ知らず、何の目的もないのに雨の日にブラブラと外に出かけるってあまりしないことです。でもある時期、別の考えがふと湧いてきました。というより苦肉の策・・と言った方が良いかもしれません。もう二十数年も前のことですが。

「息が詰まりそう〜」

一人目の子どもがハイハイの時期の頃、転勤族の夫ともに見知らぬ土地に引っ越しました。もちろん土地勘ゼロ、知り合いゼロ。乳飲み子抱えた専業主婦でした。男の子は成長とともに体力もついて動きが激しくなってくるので、雨降りが続き家の中に居続けると、ますますヒートアップして狭い空間は異常な空気感に。大人のどんより澱んだ感と子の発散できないエネルギーが出口なくグルグル回っている感じです。「これはあかん、しんどすぎる!」とふと思いついたのが雨の日のお散歩です。

 

 

 

 

 

 

 

レインハットにレインコート、長靴、全て赤色で揃えていました。何だかその子にとっても似合っていてね、テーマカラーみたいで。そんなのを身につけるだけでテンション上がりますよね。お気に入りのレイングッズを選ぶのって大事です!

雨は水なのです。濡れるものなのです。泥水がかかれば汚れるのです。このことをよ〜く納得して、心おだやかに楽しむ気持ちを調えながら、帰宅後の準備をしておいて(玄関に体を拭くタオルやマットを用意しておくとかね)、さあ出発です。

子どもって水たまりが大好き。わざと入ってパシャパシャしたい。入ったら最後、どんどんエスカレートして堪能しきります。泥んこ遊びに発展していきます。まあその時間を親も楽しく共有するというのも一つです。田舎で過ごしていたので人と行き交うことも少ない道がたくさんあったので、お散歩ルートを探す楽しみもありました。ブラブラ歩きはいろんな発見がありますよね。

知らないうちに気持ちがリセットされる

道々で出会う色とりどりのお花たちは雨の雫でますます活き活きと美しく発色して。ハッとする出会いの多いこと。紫陽花や優しい白色のどくだみの花。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニョキッとキノコも濡れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、アマガエルと目が合ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周りで繰り広げられている自然の営みの中に身を置いていると、どんどん五感がクリアになっていくのがわかります。ふと感じたものに気持ちを集めていくうちに、自分の中で渦巻いていたものす〜っと抜けていってるからかもしれません。気持ちをリセットしよう!なんて気負わなくても知らないうちに肩の力が抜けていく感じ。すごいなぁ〜自然って。こんな助っ人が自分を取り巻いてくれているのですね。

新しい出会いや発見があって、すっかり心も軽くさあおうちに帰ろう。冷えた身体と泥はねの足をあったかいシャワーで洗ってあげよう。きっと穏やかなお家タイムが待っているはず。

おまけのレイングッズ

先日、ふらりと入った靴屋さんで目に留まった長靴。igorの茶色のショート丈。前々から新調したかったのではいてみるとピッタリ♪長靴ってそれほど履くものではないから傷まないのですが流石に20年経つと経年劣化もありまして。即買いしました。子どもたちと過ごした思い出の詰まった長靴と別れるのは切なさを伴ったけれど、また新しいモードの生活の始まりです。雨の日が待ち遠しいです。