春になれないカラダ・花粉症

春のカラダへシフトしていく3月20日の春分までの数回にわたって
【春・カラダ模様】

『春に向かって体はどう変わっていく?
この時期の不調をなくすには?


をお送りしています。
しなやかな心と体に調えて、ワクワク春を楽しみましょ♪

花粉症の原因は緩めない身体?!

緩みたいのに緩めない!
それを強行突破させるための手段が「花粉症」。

もちろん杉花粉がアレルギーの外因ですが、そもそも花粉に異常反応を起こしてしまう体の方に目を向ける必要がありそうです。

と確信を持って言える私、30代の頃は酷い花粉症でした。


くしゃみと鼻水で寝不足も加わり、もう酷くって。毎年憂鬱な2月3月を過ごしていました。
もうこれは体質だから一生のお付き合いなんだ・・
と言い聞かせていましたが、
あることを気をつけるようにしたらどんどん軽くなって、
気がつくとほとんど症状が出ることなくシーズンを終えているという状態になりました。今では、ときどきくしゃみが出るなぁ〜ちょっと気をつけよう、
でおさまっています。

体が緩めないポイントは2つ

前回①でお話ししたように、
春に向かって体は緩んでいこうとするのが自然の流れ。
なので
今この時期に体が緩めないというのは、

この1年間の身体の使い方が体には負担になっていたということ。


「身体の強張りを溜め込んでしまった」
「こわばりが強すぎてニッチもさっちもいきまシェ〜ン!」

状態を表しています。

なので花粉症は様々な身体緩めをしてくれています。

「くしゃみ」は、くしゃみをすることで呼吸器系(特に横隔膜)を緩めているし、

「鼻水ズルズル」は頭がボーッとなって頭を使わせなくしているし、

「目がかゆい」は目を休めてねってサインだし。

こう考えると、花粉症さんメッセージをありがとう!って感謝したくなりますね。

この状態のポイントは2つ。

  • 目の酷使
  • 肝臓の疲れ

目の酷使。

スマホが切ってもきれない生活にシフトした昨今。そうですよね〜納得します。

それに加えて目の酷使は

骨盤の動きを悪くします!

これはおんな力開花するためには見過ごせない事実です!!

あかん!ダラダラスマホ。見直さなきゃ。

今そう思ってもすぐに流されちゃう。でも本当に納得したら必ず実行しますよね。

もう少し深掘りしていきましょう。

「目の酷使と骨盤と花粉症の関係」が気になります。

次回はこの関係について探っていきます。

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〈Vol.2は乳酸菌のこと〉 女性の2人に1人が悩んでいる”GSM”ってご存知ですか?

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デリケートゾーンなどのカラダのことや心の深いところに潜んでいる女性性のことなど。気にはなっているけれど人とは話題にしにくい、だけどめちゃくちゃ大切で向き合っていく必要のあることを、みなさんとシェアしていきたいと思っています。

前回お話したGSM(閉経後の女性ホルモン低下による、外陰・膣の萎縮それに伴う不快な身体症状)の主な症状は、

  • 外陰部の諸症状(乾燥による痒みやヒリヒリ感)
  • 尿のトラブル(モレ・頻尿・反復性膀胱炎)
  • 膣の緩み・固さ
  • 性機能障害(セックス時の痛みや出血、性的意欲の低下)

でした。

今回は外陰部や膣の乾燥と乳酸菌との関係の話をしてみようと思います。

近年、腸内細菌の善玉菌と悪玉菌については、そのバランスがとっても大事ですよ〜ってことをご存知の方が増えましたね。

腸内環境と同様、膣内環境もしかり。

では膣内の悪玉菌・日和見菌(善悪どちらかを行ったり来たりする子たち)・善玉菌って?

善玉菌は腟内環境を良好に保つ、良性の細菌ですね。細菌の侵入や雑菌の繁殖を防いでくれます。

日和見菌とは普段は大人しくしているけれど、いざ体調が崩れたりすると悪玉菌ちゃんに加担してしまう子たち。

悪玉菌は増えすぎると腟内環境を悪くしてしまう菌。 カンジダ菌が有名ですね。体内免疫が下がったりすると日和見ちゃんがカンジダ菌へどんどんに変身していきます。

こんな膣内バランスを健やかに守るお仕事をしているのが、

女性だけが持つデーテルライン桿(かん)菌などの乳酸菌たち!腟内を良い環境に保ち、日和見菌ちゃんたちを悪の道に行かないようにしてくれています。

また

女性の膣内は乳酸菌がいることで弱酸性に保たれ、外部からの悪い菌の侵入をここで遮ってくれています。

(石けんが膣内に入ってしみたことないですか?石けんはアルカリ性なのでphの差で違和感が発生するんですね!デリートゾーン洗浄剤は弱酸性が適しているというのは、そういうことかぁ〜〜、なるほど!!)

私たちの膣内環境が健やかでいるために、この乳酸菌ちゃんがたくさんいてくれると安心ですが、乳酸菌たちが健やかに生きていくためには水分がたっぷり必要なのです。

膣がしっとりと潤っているということは私たちの体を守ってくれる乳酸菌たちが生き生きと過ごせる環境だということ。

乾燥は乳酸菌たちにとって死活問題!

ということは。加齢やセックスレスで乾燥傾向にある人たちは意識しなくちゃ!

下半身冷えの方ももちろん!

乾燥が膣内環境バランスを崩してしまうということを覚えておきたいですね。

気をつけて!デリケートゾーンはケアしないと干からびるわよ。
でも大丈夫!意識してセルフケアをしてあげると、ずいぶん改善できるんですってよ!

さあ、今日から”潤った膣にロックオン!”です。

*

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女性の2人に1人が悩んでいる”GSM”ってご存知ですか?

昨年末に

女性のための骨盤底筋について知るイベントに参加しました。

そこで耳にしたコトバ。

“GSM” 

何それ?

”Genitourinary syndrome of menopause”

”閉経(menopause)関連の

泌尿生殖器(genitourinary)症候群”

つまりは

閉経後の女性ホルモン低下による、外陰・膣の萎縮それに伴う不快な身体症状。

主に骨盤内のなんらかの症状で悩まされている女性が、45歳〜55歳で迎える閉経時には2人に1人いるということ。

人生100年の長生きする時代に生きる私たち女性。

今までは”老化”で片付けられていた症状は、なるべく見ないように放っておいても生活の質が著しく低下していくばかり。しっかりと向き合いながら日々ケアをしていくことが、長い人生を若々しく楽しく過ごすためには大切になってきました。

GSMは主にデリケートゾーンのケアなので、なかなか話題に切り出しにくいですね。ましてや自分の女性性を否定していたり親からの価値観を押し付けられて育ったりしていると、ものすごく反発してしまったり、戸惑う分野でもあったりします。

でもでも。

人はみな歳を重ね、それに伴って体もどんどん変化していきます。

デリケートゾーンもどんどん老化していってるのです。これは自然の摂理なので止めることはできませんが、自分の現状を知って受け止め、ケアをしてあげることで緩やかな変化へ、そのクオリティーをあげていくことができそうです。不快・不便はなるべく早い段階で解消したいですよね。

GSMの主な症状って?

  • 外陰部の諸症状(乾燥による痒みやヒリヒリ感)
  • 尿のトラブル(モレ・頻尿・反復性膀胱炎)
  • 膣の緩み・固さ
  • 性機能障害(セックス時の痛みや出血、性的意欲の低下)

日常生活を著しく低下させてしまうと治療が必要になってくる病気となりますが、保険適用の治療の第一選択は局所的女性ホルモン補充などの対処療法のみ。それも様々なリスクや処方困難な場合も多く限界があるのが現状のようです。

なので

日々のケアがものすご〜〜く大切になってくるということなんですね。
様々なヒントを参考に楽しく日々ケアを習慣にしたいなと思います。

年齢は関係ないですね。なんとなく違和感を感じているならば向き合うタイミング。

一緒にゾーンケアについて学んで実践していきましょう!!

次回はGSMの主な症状にそって、もう少し具体的にお話していきたいと思います。

〈参考:NPO法人女性医療ネットワーク 関口由紀先生 監修リーフレットより〉

今回のコラムは
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デリケートゾーンのお話なので、突っ込んだ表現は不特定多数の方々がご覧になるコラムではオープンにしづらいけれど、女性は絶対に知っていただきたい!と強く感じているのでメルマガで必要な方々へお届けしています。

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