”自分のためにおむすびをにぎる!”|おむすびピクニックWSに参加してきました

ポカポカ陽気小春日和の土曜日。
創作料理家×写真家による、
おむすびピクニックというワークショップに行ってきました。

『おむすびのにぎりかた』(ミシマ社)
文:宮本しばに
写真:野口さとこ

創作料理家 宮本しばにさんと共に
全国各地訪ねた写真家 野口さとこさんによる
様々な人々が握ったおむすびたちの写真展との、コラボ企画です。

宮本しばにさんさんが羽釜で炊いて下さった炊きたてごはんでおむすびをにぎって、
近くの公園でピクニック♪という楽しいイベントです。

「今日は自分のためにおむすびをにぎりましょう」

ずっしりとした分厚い木の蓋が乗っかった羽釜でご飯を炊きながら、
火加減を愛情深く見守りながら、
しばにさんは、つとつととお話しくださいました。

道具にも心があること。
丁寧に日々の中で扱うことで、自分自身の生き方も変化していくということ。
その舞台が台所だということ。
人生はうまくいかないことや「なんで?」って思うことの連続だけれど、
心を込めて食べることをしながら、自分の内面と向き合いながら
丁寧に生き続けていかなきゃね、と。

普遍的なメッセージに、空気は一気にほぐれていきました。

「今日はね、自分のためにおむすびを握りましょうよ。なかなか、しないでしょ?」
しばにさんの掛け声のもと、参加者の皆さんがワクワクし始めた頃、

炊き上がりましたよ〜。
宮崎産のお米、ピッカピカです。

まだかなぁ〜・・と待っていたチャーリーも、嬉しそう。

みんなの歓声とふんわり湯気!!

竹の皮の準備も出来てます。

西陣の老舗店のだし巻き卵もスタンバッてます。

さあさ、熱々のご飯でおむすび握りましょう!!

その間に、しばにさんはみんなの海苔を焼いてくれています。

みんなそれぞれに表情が違って面白いね〜〜と言いながら、みんなで握りました。

私のは、これ。

羽釜のご飯はすっかり空っぽになりました。

ポカポカ陽気の小春日和、ピクニック日和。
真ん中に集まった、みんなのお弁当。すごい迫力ですね。

歩いて5分ほどの梅小路公園の原っぱでにみんなでシートを敷いて、
お弁当の包みをほどきました。
なんだかワクワクする瞬間です。

焼いたパリパリの海苔も最高!
あ〜、なんて幸せな時間なんでしょう。

自分のために心を込めて作る。

日頃はバタバタとしていて出来なかったりすることが、
本当は一番心と体が求めていることなんだな・・

上手に作らなきゃ・・とか、そんなこと一切考えなくっていい、自分のためのおむすび握りは、
簡単にできる究極の自分の癒し時間、なんですね。

あなたも握ってみませんか。

Heal yourself!!

今回お世話になったのは、京都のgallelyおとなり さん。
記念すべき一回めのイベントでした。

昔ながらの町家でほっこりと和む空間ですよ。

Heal yourself ♡

 

 

 

そろそろ最後のプラムで作ったムース。

そろそろプラムの季節も終盤。綺麗な色と味を楽しみたくて作ってみました。

晩生種プラムとアーモンドで作った
mousse de prunes aux amandes

お砂糖で煮たジャムだけれども、ムースってフランス語で表現すると、なんだかとってもオシャレ♪福田里香さんのレシピを参考に作っています。福田さんの提案してくださるフルーツレシピは、どれもセンスが良くって、真似してみたくなルものばかり。もうかなり長くファンさせていただいてます・笑。

青味がかった紅色の皮ごと煮た仕上がりは麗しい姿・・・!すくってみると、まるで透明感ある紅色のマニュキアのよう。女性っぽい雰囲気が漂っています。最後に、香ばしく炒ったアーモンドスライスをざっくりと混合わせたこのムースは、う~~んと唸るほどの絶妙な相性です。

アーモンドとプラム。同じバラ科だもの、相性は間違いないですね。少し甘さを抑えてそのままいただいても、なかなかいい感じのデザートになりそうです。

 

いちごがトレードマークのWECKの蓋。
キュートなデザインがアクセントになっていてお気に入りです。ほんのちっちゃなものから大きい容量まで。形もシャープなものからコロンとしたものまで。ボトルタイプもあります。シンプルな作りの容器で使い勝手もいいので、もう10年使い続けています。

 peachに恋して♡桃のコンポート

桃が旬を迎えていますね。6月半ばから始まった桃もお盆が過ぎるとそろそろ終盤。それにしても、桃のあのビジュアルはたまりません。色、形。どれを取っても絵になります。美味しいよ〜って自らが発信しているエナジーも、ビンビン感じてしまいます。

だから産直での出会いがあった日にはテンションが上がりまくります・笑。この日も、♪

きゃ~~♡
ジャム、コンポート用のちっちゃな桃たちに出会ってしまったぁ~!!箱に並んだ色と姿がなんとも可愛くて。衝動買いです!買って帰ったら、すぐに加工です。

ただ今、 湯剥き用に、たっぷりのお湯を沸かし中。そろそろかな・・さぁ。コンポート作り、始めます♪

桃のスパイス・コンポート

名脇役のスパイスは、
・シナモン
・コリアンダー
・クローブ
・八角

体を温めたり、健胃作用だったり、消化を助けてくれたり。血や気の流れをサポートしてくれるスパイスたちです。

そして桃。
甘くジューシーな果肉は、どこか女性っぽくて官能的。食物繊維やミネラルもたっぷりで、体を冷やさない数少ない果実の一つだそうです。

湯むきした桃とスパイス、砂糖、そして仕上げにはリキュールを少し加えるのが私流です。フルーツ料理家の福田里香さんのレシピを参考にさせてもらっています。もう何度作っているかわからないこのコンポート、八角がキーなのです。八角を入れることによって、いい感じに香りに深みが出てブレンドがまとまってくれるのです。すごいかも、八角パワー!八角マジック。

ハーゲンダッツ・バニラアイスを添えて♪クリーミーなバニラ風味のソースは、このコンポートにぴったり!

スパイスの香りと共にうっとりと頂けば、内から美しさの元をどんどん補充していくような、そんな魔法をかけられるかもね。

それにしても、ハーゲンダッツバニラの余計なものが入っていないシンプルなおいしさ。この味はずっと守ってほしいな。