幸せな瞬間の温かな光景や感覚の記憶は、弱った私に寄り添い元気をくれる

月曜日コラムは
【子育てから観た風景】をお届け。
今はもう大人になってしまった子どもたちと過ごした暮らしの風景から感じたことを、また手繰り寄せて綴っています。

今を幸せに生きるためのひとしずくのエッセンスです。

私が福岡暮らしの頃。生まれも育ちもバリバリ博多のセラピストさんとの会話での一コマです。

以前私が暮らしていた神奈川県の太平洋側気候が素晴らしかった話題で、
こんな風に仰いました。

”11月頃から3月頃までね、
博多は ぐっと寒くなって、
すっきりと晴れる日が少なくて。
日本海特有の気候になるんですよ。

暗くなるのも早くなって、
天気もすぐれないから気分もドヨンとすることも多くなったり。。
あったかいものが恋しくなるからなのか、
赤ちょうちんが賑わうんですよね。

中井さんは気候の良い所から(福岡に)いらっしゃったから、
これからの季節、
何となく鬱っぽくなっているかな?と感じたら、
なにか暖かなイメージ・・
太平洋の明るい海の風景とか
あったかい食べ物とか
ふと頭に浮かべてみてくださいね~
すると
幸せな気持ちが回復しますからね。”
 

みたいなことをお話しくださいました。

これは
体と脳のセラピーでのやりとりだったのですけれどね。

うん、そうだなぁ。暖かな幸せな感覚だよなぁ。
ふっと感じた瞬間がいっぱいいっぱいあったはず。


ふと感じたあの花のいい香り
家族団欒の笑顔
赤ちゃんのぷにぷにしたお尻
優しく私を包んでくれた木々のグリーンシャワー
空と海の境界線が無くなった光景
朝焼けのサーモンピンク色の雲
雲の隙間から差し込む天使の階段
しみじみと美味しかったあのスープ
ふと触れた手の温かさ、柔らかさ

あ、今また一つ思い出した!

私がカセットテープ(時代感じる!)の音楽をもう一度聴こうと、「テープ巻き戻してるよ」って娘に言ったら「巻どもし?」って・笑。ず〜っと巻き戻しのことを「巻きどもし」って言ってたなぁ〜ふふ♪

・・・

ちょっと一息ついて、ぼんやりするほんの少しの時間の中で、
その感覚に意識を向けようとしてみたら。
いっぱい いっぱい浮かんでくるよ。

なんだか冴えないなぁ・・と感じたなら、

脳が、体が喜ぶ「幸せな瞬間の光景や感覚」を
一つでも二つでも、ふと思い浮かべればいいんだな。

そうすれば、
「私」は丸ごと抱きしめてもらって安心して、

また元気をチャージして、
未来に向かって歩いていくんだろうね。

これが”自愛”なんですね。

そして

今この瞬間にも感じている「幸せな心地いい光景や感覚」がまた日々蓄積されゆき、「私」をサポートしようとワクワク待ってくれているのかもしれません。

こちらは
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「私は、どんなことがあっても大丈夫と思えるようになりました」

今、生きづらくて弱ってしまっている方が本当に多いですね。

コロナ渦が象徴しているように、社会が世界が大きくうねって変容していこうとしている
2020年のこの時期。

外からの攻撃に痛めつけられ自分を守りきれず、そんな自分をも責めてしまう・・

そんな方がたっくさんいらっしゃるはず。

先も見えない、正解もわからない不安は、社会全体の寛容の狭さに繋がっているのかなぁ〜と思ったりしています。

うっかりマスクを忘れようものならば。もう!車内の時間は針のむしろ、スーパーでは早足で買い物を済ませて足早に退出する始末です・笑

そんな外の力に痛めつけられている、時代の今を生きている私たち。

外からの攻撃は自分の内面の世界でも同じことが起こっていると知らせてくれています。

自分自身を自分で攻撃しているのです。
自分へのダメ出しは生きる力を細らせていくばかり。

だからこそ、

傷ついた自分を知り、癒してあげること。

まさに今、最もしてあげたいことです。

自分が自分を癒しケアしていくことが唯一、生きる力をもりもりさせていく。

優秀なカウンセラーでもお医者さんでもセラピストでもない。

「私自身」こそが、「私」を抱きしめ、癒し、一緒に人生を歩んで行ってくれるパートナーなんですね。

無意識にフタをしていた辛い感情や記憶に自分が気づいた時点で、もう随分と解放されていると言われていますが、さらにそのことを脳に、「もう大丈夫ですよ」と伝え、愛と調和のエネルギーで満たされた姿を言葉で伝えると、私たちの意識は手放したものを戻そうとはしないようです。そんな脳の特性を活かして行うのがラヴァブル自愛セッションです。なのでセッション前の状態に戻りにくと言われていますし、私自身も実感しています。

先日ラヴァブル自愛セッションを受けてくださったご感想です。

*****

●セッション前は、どんな状態でしたか?

仕事に自信が持てない。信頼される資格がないと思っており、自信喪失。 失敗を悔やんでよく落ち込んでいた。

●セッション中はどんな状態でしたか?

手のひらが熱くなってきた。
目を閉じて聞いていると、目の前に色々な情景が浮かんできた。
幼少期に戻った感情を感じた。


●セッション後、感じたものなどありましたら教えてください。

家の周りは、山に囲まれ、自然いっぱいであることに目が向き、山々の山頂の様子や新緑の色に目が向くようになった。
視界が、とても広くなったように感じた。
大好きな母親からの愛の偉大さを強く感じ、尊敬と感謝が大きくなった。

一度受けたら、大丈夫と言って頂き、本日セッションを受け、本当によかったと思いました。
今後の方法も教えてくださり、私は、どんなことがあっても大丈夫と思えるようになりました。
〈KSさま・女性〉

*****

“私は、どんなことがあっても大丈夫”

自愛あふれる素晴らしい言霊ですね。

私の魂も心震えて歓びました♡

KSさん、ご感想の掲載を快く承諾してくださり、ありがとうございました。

どうかこのメッセージが必要な方のところへ響きますように。

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親は子どもに許してもらうことで自分の親を許すことができる

「親は自らの子に許してもらう」

5月に結婚式を挙げる遠く離れて住む息子から

otto宛にLINEが届いた。

”携帯の名義変更の書類送ったから。保険の名義変更の件も。”と。

ottoが成人してからもずっと家族割で息子の携帯代を払い続け、また息子名義の保険にも加入していたので、この度やっと独立する機会を得たという訳です。

また少し、前へ、遠くへ。息子の姿が離れていくのを思い浮かべただけで、なんだか切なくて鼻の奥がツンとしてしまいます。

(ottoもお金の援助で心を繋ぎとめていたでしょうから、随分と寂しいでしょうねえ・笑)

そんな時にふと目にした

三砂ちずるさんの「おせっかい宣言」 第66回「親を許す」

にハッとしました。

2020.01.23更新

 親になるとは、許されることを学ぶことなのだ。自らの子どもに許されること。なぜなら、わたしたちは、親になると、まちがうから。不可避的に、まちがうから。自らが良かれ、と思って、子どもたちにできるだけのことをしようとするけれど、その多くは子どもたちの向かう方向性とは、異なっているから。結果として、何をやっても、やっぱり何かしら、間違っていることが多いのだ。自分としては、いっしょうけんめいやったんだけどなあ、と、親としてのわたしたちは、ぼんやり思うことができるだけだ。わたしたちはまちがう。まちがうから、子どもたちに、許されなければならない。許されていて欲しい。それは、祈りのようなものだ。
 自らの子どもに許されることで、自らも、自分の親を許すことができるようになる。自分の親も、自分の親のその時の制限の中で、精一杯のことをやったのだろうから、と認められるようになる。「無償の愛は、親から子どもに与えるものではない。無償の愛は、子どもから親に届けるもの」。聞き間違い、書き間違いではない。無償の愛とは、子どもの側から親に捧げられるべきもの。

・・・・中略

https://www.mishimaga.com/books/osekkai/001904.html

このコラムを読んで、

今からずいぶん昔の光景をふと思い出しました。

当時20歳頃の息子は、何をやってもうまくいかずに自信を失い迷走し続け、家族とも距離を置いていました。心理カウンセリングにも足を運んだりもしました。

母親であった私は自分の子育ての中で、どれほど彼を傷つけ否定し続ける言葉を浴びせてきたかに思い至り、

また

今これほどの自己否定をさせてしまっているのは、自分の子育てのまずさや失敗に晒された結果だ・・と思い詰めていました。

そんな私が取った行動が

息子に「許しを乞う」ということでした。

思う存分傷つけておきながら、過去のしくじりを許してほしいとは、なんとも都合のいい話だな・・とも思いましたが、自分自身の過ちを謝りたい一心だったのです。

謝ったところで彼が被った過去の心の傷をなくすことはできないし、傷つけてしまった私が修復してあげることもできない。

そんなジレンマを感じながら。

過去のあれこれに対して「ごめんね」という母親の私に息子は、

「そんなことあったっけ?」

と、さらりと流して終わりました。

真意は掴みかねますが、

この時私は、息子の無償の愛に包まれて癒されたのだと

今は思えるのです。

無償の愛は子どもから親へ届けるべきもの

自らの子どもに許されることで、自らも、自分の親を許すことができるようになる。自分の親も、自分の親のその時の制限の中で、精一杯のことをやったのだろうから、と認められるようになる。

これは道理(物事がそうあるべき道すじ)なのだと感じます。

そしてこれは実際に子どもが居るいない、子育ての経験がある無いにかかわらず、

誰かから生まれてきた全ての人たちが

自分の中にいる子どもから無償の愛を受け取ることができる、

ということなのだと思います。

子どもの自分が、親である自分を許すことによって(自愛)

自分は生きていて良い存在なのだと肯定できる、

その結果

自分が生まれてきた親たちをも許すことができる・・

ということなのですね。

この道理は私たちに生きる勇気を与えてくれます。

ニッチもさっちもいかないグルグル巻きの親子関係に苛まれている人にも、

辛い記憶から離れられない人にも、

きっと届くはずです。

ご紹介した三砂さんの「親を許す」は

オックスフォード大学でマイケルジャクソン氏が語った講演内容を元に書かれていらっしゃいます。

三砂さんがご紹介くださったこちらのYou Tubeも是非ご覧くださいね。

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