【梅雨の体調管理】不調をこれで乗り切る!

この時期、身体が重だるいな、気持ちがどんより気力が湧かないなって時に、 自分に合った幾つかのケアを知っていたら心強いです。早めに実践です。これ、ポイントです。というのも、もうどうしようもなくなるまで放っておくと、カラダが思うように動いてくれない状態になってしまって、頭は「動きたい」のに身体は「動けない」という何とも切ない負のスパイラルに入っていく可能性が高いです。

温める+デトックス

=こんにゃく温湿布で温めて肝臓と腎臓をケア=
こんにゃく温湿布?という方はGoogle検索してみてね。東城百合子さんの著書「自然療法」は手元においておくと役立つことが多いですよ。茹でたこんにゃくはちょっとクサイのですが、体の奥までじんわ〜〜りと温まるので神経がじゅわ〜んと緩んでいくのがわかります。
=ミネラル塩をたっぷり入れたお風呂に浸かる=
夏の体づくりのためにもマストです。汗腺を刺激して汗をかけるカラダづくりの目的があります。しっかりと汗をかけるカラダにしたいですよね。
そしてデトックス。汗とともにいらないものを排泄できるように。
ぬるめの半身浴でもいいし、少し熱めの脚浴、肘浴なんかだと手軽にできますが、私はじんわりとしか汗が出ないので、少し熱め+粗塩+短時間の全身浴が合っているみたいです。女性は汗をかきにくい人が多いので、心当たりのある方は様子を見ながらぜひお試しを。

水分を排泄しやすい食べ物を意識して食べる

体の流れを良くしてあげたら、排泄してあげないとぐるぐる回るだけなので、どんどん出していきましょう。

こちらは次回!

予定のない雨の日、あえて外へ出かけてみる

梅雨の過ごし方。お家で静かに過ごすのもマッタリ感がたまりませんが、今回はあえて雨の中に出かけてみるのも楽しいよ、というお話です。

仕事ならいざ知らず、何の目的もないのに雨の日にブラブラと外に出かけるってあまりしないことです。でもある時期、別の考えがふと湧いてきました。というより苦肉の策・・と言った方が良いかもしれません。もう二十数年も前のことですが。

「息が詰まりそう〜」

一人目の子どもがハイハイの時期の頃、転勤族の夫ともに見知らぬ土地に引っ越しました。もちろん土地勘ゼロ、知り合いゼロ。乳飲み子抱えた専業主婦でした。男の子は成長とともに体力もついて動きが激しくなってくるので、雨降りが続き家の中に居続けると、ますますヒートアップして狭い空間は異常な空気感に。大人のどんより澱んだ感と子の発散できないエネルギーが出口なくグルグル回っている感じです。「これはあかん、しんどすぎる!」とふと思いついたのが雨の日のお散歩です。

 

 

 

 

 

 

 

レインハットにレインコート、長靴、全て赤色で揃えていました。何だかその子にとっても似合っていてね、テーマカラーみたいで。そんなのを身につけるだけでテンション上がりますよね。お気に入りのレイングッズを選ぶのって大事です!

雨は水なのです。濡れるものなのです。泥水がかかれば汚れるのです。このことをよ〜く納得して、心おだやかに楽しむ気持ちを調えながら、帰宅後の準備をしておいて(玄関に体を拭くタオルやマットを用意しておくとかね)、さあ出発です。

子どもって水たまりが大好き。わざと入ってパシャパシャしたい。入ったら最後、どんどんエスカレートして堪能しきります。泥んこ遊びに発展していきます。まあその時間を親も楽しく共有するというのも一つです。田舎で過ごしていたので人と行き交うことも少ない道がたくさんあったので、お散歩ルートを探す楽しみもありました。ブラブラ歩きはいろんな発見がありますよね。

知らないうちに気持ちがリセットされる

道々で出会う色とりどりのお花たちは雨の雫でますます活き活きと美しく発色して。ハッとする出会いの多いこと。紫陽花や優しい白色のどくだみの花。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニョキッとキノコも濡れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、アマガエルと目が合ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周りで繰り広げられている自然の営みの中に身を置いていると、どんどん五感がクリアになっていくのがわかります。ふと感じたものに気持ちを集めていくうちに、自分の中で渦巻いていたものす〜っと抜けていってるからかもしれません。気持ちをリセットしよう!なんて気負わなくても知らないうちに肩の力が抜けていく感じ。すごいなぁ〜自然って。こんな助っ人が自分を取り巻いてくれているのですね。

新しい出会いや発見があって、すっかり心も軽くさあおうちに帰ろう。冷えた身体と泥はねの足をあったかいシャワーで洗ってあげよう。きっと穏やかなお家タイムが待っているはず。

おまけのレイングッズ

先日、ふらりと入った靴屋さんで目に留まった長靴。igorの茶色のショート丈。前々から新調したかったのではいてみるとピッタリ♪長靴ってそれほど履くものではないから傷まないのですが流石に20年経つと経年劣化もありまして。即買いしました。子どもたちと過ごした思い出の詰まった長靴と別れるのは切なさを伴ったけれど、また新しいモードの生活の始まりです。雨の日が待ち遠しいです。

【梅雨の体調管理】食べ物からアプローチしてみる|青山椒

梅雨時期に何かと体調を崩しやすいことを昨日のブログでお話しました。そんな体質だからこそ得られる知恵というものがあるものです。転んでもタダで起き上がってはいけません・笑。そんな一つとして、旬の植物は人間にとってその季節に起こりがちなアンバランスを調える助けをしてくれるということです。。6月のこの時期、ちょっとした雑木林を覗くと山椒が実をつけているのに遭遇します。葉っぱは春の頃に筍なんかと共に頂くと目の覚めるような芳香が私たちの体を目覚めさせてくれますよね。もう大好きな香りです。で、梅雨時期を迎える頃に実り始めた青い実たちは、アクのあるピリリと辛い存在感を見せています。さあさ今日は「山椒の実」のお話です。

 

山椒の実に含まれる成分をいただく!

山椒の実を摘みに出かけたいところなのですが、今住んでいる都市部からは気軽には実行できないので八百屋さんで買ってきたものを使って。今日は「山椒の実の醤油煮」を作ることにします。以前住んでいたところは、少し行けば様々な植物と出会える環境だったので摘みに行くこともありました。案外目が慣れてくると、そこかしこに役立つ植物に出合えます。これはその時の実たちです。

実のお掃除していると、もうそれだけで爽やかな香りが辺り一面に広がって気分がシャッキっ!作業が進むにつれ指先は黒くなり、下茹でするとお湯は薄茶色に。まさしくアクが強い!そして茹でている時の香りも爽やかにパワフルに広がります。これは山椒に含まれる成分たちの仕業!山椒に含まれる成分は、サンショオール、シトラール、ジテンペン、フェランドレン、ゲラニオールなど。胃腸の機能を高めたり(消化吸収の活性を手助けしてくれる!)、冷えを改善したり(血液の循環をよくしてくれるのですね!)痛みを軽減させてくれたり(ビリビリと強い刺激がありますしね)。下処理していた指でうっかり目をこすったりしたら大変!めちゃくちゃ痛いですよ。さらに、下ゆでの湯気に顔を当てすぎない方が良いです。わずかな時間でも唇がヒリヒリします!また毒性も兼ね備えているので食べ過ぎに気をつけましょう。ほんと注意が必要なシゲキックス、サンショオールです。また下茹でしている時に揮発している芳香成分はその防腐作用で空気の浄化をしてくれるので、菌の発生しやすいこの時期には一石二鳥だなぁと感じています。まさにいまの時期にピッタリです。

 

 

下茹でが済んだら、酒、みりん、醤油などで煮ます。グツグツ沸騰し始めたら、さあ・・弱火にして汁気が少なくなるまで煮ていきますよ。

 

佃煮は作っておくと何かと重宝します。お魚を煮る時なんかにも入れるといいし。冷蔵庫にあると安心な一品です。魏志倭人伝、古事記にも記されているザ・ジャパニーズ スパイスをぜひ暮らしの仲間に入れてあげてね。日本人のDNAはきっと喜ぶはず。

追記

アイキャッチ画像、びっくりされましたか?さんしょの話題にイモムシ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

これはアゲハの幼虫です。ウチの山椒若木にいた子。さんしょの葉っぱを食べ尽くして丸坊主にしてくれました〜。大好物なんですね。